これまでのSDGsの取り組みを活かして、2023 年 4 月より「小倉織ハギレで作る家庭科教材+総合的な学習の 時間」を、教育機関向けに展開を始めました。
唯一の小倉織の機械織工場、ものづくり産業に携わる会社として、伝統とSDGs視点を取り入れた学びを未来へつなげる子供たちに楽しく伝え、シビックプライド醸成にもお役立ていただきたく、教育現場や研究機関にご意見をいただきながら、実際に各所で体験学習を行って開発した教材となります。
【小倉織ハギレでつくる家庭科教材について】
大地が綿花を育み、綿花から糸が紡がれ、
糸は生地となり、生地からアイテムが生まれる。更にそのアイテムから生まれたハギレを活用したキット。
伝統と出逢うきっかけ、ものづくりのバトンを子供達に渡します。
家庭科の時間で単に縫製技能を身に付けるためだけの製作作業ではなく、
歴史的背景、生地の組成や特長を、実際に触れながら自然と学べる、アクティブラーニング。
作った後に更に生まれるとても小さなハギレも、ハガキやメッセージカードにしてお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんへの贈り物に。
しおりにして卒業生や入学生、地域の地域の介護施設や図書館などへのプレゼントに。
みんなで集めて、ちぎれ絵のようにハギレを貼って、文化祭や運動会のポスターや卒業制作に。
最後の最後まですべてがゴミではなく資源として活用でき、伝統と共に持続可能な社会への意識を身につけることができる取り組みです。
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